健康関連のテレビの夜のバラエティー番組で「膝痛&腰痛」の特集をしていました。

 

膝痛

結論から言うとひざ痛の原因は筋肉や腱という軟部組織というもの。

改善方法はひざに関連する筋肉の強化ということでした。

痛みの原因は軟骨のすり減りで、ヒアルロン酸やコンドロイチン、グルコサミンを飲めば改善するというテレビCMに反するような内容を放映してもいいのかな?というおせっかいな疑問はさておき、筋肉や腱にスポットライトを当てているのは前進だと思います。

この番組では膝の皿は上下左右に動くものと紹介していました。知らない人も多いと思うので良いことですね。

この膝の皿の際を8方向から押してみて(膝の皿を動かすようなつもりで)痛む場所があればこの腱およびその腱から繋がる筋肉にコリがあり、そこコリのある筋肉により膝軟骨がすり減ることになると言います。

残念ながらその筋肉の緊張の取り方は紹介されませんでした。押せばいいと言っていましたが、押して緩むもんでもないし。

膝痛の解消法としては大腿四頭筋と腓腹筋の簡単な筋トレを紹介していました。

大腿四頭筋の強化法は、椅子に座って片足を伸ばした状態で水平まで上げてしばらく静止しゆっくりおろすというもの。

腓腹筋の強化法は、立った状態で片足の膝から下をゆっくり曲げて水平にし、しばらく静止しゆっくり戻すというもの。

こんな簡単な運動で大丈夫か?と思いますが、青森県のある地域ではこの運動で膝痛患者の3割が痛みから解放されたそうです。

膝軟骨というアプローチではなく、筋肉や腱からのアプローチというのはテレビ番組としては良い方向だと思います。ただしサプリメーカーのスポンサーは苦虫をかみつぶしているかもしれませんけど。

私見では膝痛は大腿直筋、内側広筋、外側広筋、膝窩筋、腓腹筋の緊張を取り正常にすれば随分楽になると思っています。

膝蓋靭帯、内側外側靭帯、半月板のズレなども調整の必要があるかもしれません。

大腿四頭筋は股関節や骨盤にも深く関連するので、骨盤を正すことは前提条件だと思います。

膝に関連する軟部組織を正常にすることにより膝痛を予防し、もし膝関節症になった場合は関連筋を鍛えることにより痛みを緩和しましょう。

自分で軟部組織を正常にできない場合は、整体やカイロプラクティックといったプロに相談する必要があるでしょう。

 

第三の腰痛

第一の腰痛は腰部椎間板ヘルニアで第二の腰痛は脊柱管狭窄症だそうで、第一の腰痛と第二の腰痛を合わせても腰痛全体の2割しかないそうです。

残りの8割の約半分は第三の腰痛と言われる「コンパートメント症候群」と呼ばれる腰痛だそうです。

症状は立ち続けていたりすると腰痛がでて、腰を反らすと緩和するというもの。

原因は多裂筋や最長筋、腸肋筋という腰椎を支える筋肉の老化で痩せることだそうです。

MRIで確認できるようです。

確かにこの手の腰痛は改善しにくいものです。

自分でできる改善法は椅子に座り背中を椅子の背もたれに押し付けるというアイソメトリック運動。

その際膝が開かないようにタオルか何かで固定すると良いらしいです。

 

膝痛にしても腰痛にしても筋肉からのアプローチという面では良い番組だったと思います。

自分で運動で予防や改善をしようというのも良いですね。

でも残念ながら椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症に関しては相変わらず画像診断頼みの説明で筋肉には触れてもおらず、ピントはずれは相も変わらずという印象でした。

 

 

 

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