健康番組で脳と食欲を取り上げていました。
食欲を旺盛にする脳内ホルモンはドーパミンだそうです。
ドーパミンは視覚による影響も受けやすいらしい。
お皿は、白い皿よりも赤い皿のほうがドーパミンがより多く分泌されて食欲が増すらしい。
回転寿司などで食べながら次の皿を探すのは、ドーパミンの過剰分泌になりダメらしいです(笑)
面白かったのは、すべての味覚を満たせば満腹中枢が働くというもの。
味覚とは、甘味、塩味、酸味、旨味、苦みという五つがあり、これらすべてが満たされれば満腹中枢が働くというもの。
美味しい食べ物の中で比較的少ないのは苦み。
だから食事をしながら途中で時々渋茶を飲むのは、苦みを補うことにより満腹中枢が働きやすくなるらしい。
酸味も食事の中には少ないかもしれませんね。酢の物を必ず食べるのも良い方法かも。
ところでビールの苦みはどうなんでしょうか?逆効果?(笑)
脳を勘違いさせて満腹中枢を働かせる方法も紹介していました。
一つは食前にエアー食事をする方法。
美味しいものの写真を見ながらエアー食事をすると、脳が騙されて満腹中枢が働くらしい。
その際、エアー噛みが重要だとか。
しかし、せっかくおいしい食事をするのに、食前にエアー食事をするというのはどうもなあ~
どうせ食べるならお腹の空いた状態で美味しくいただきたいと思うのは、食いしん坊の小生だけでしょうか?
美味しいもの(好きな食べ物)を最後に食べることも良いらしい。
先に食べるものをおいしいと感じながらゆっくり良く噛んで食べることにより満腹仲中枢が働くのだそうです。
小生などは好きな美味しいものはすきっ腹のうちに最初に食べたいほうなので、本来ダイエットには向いていないようです。
脳というのは案外厄介ですね。
特に脳内ホルモンは自分ではなかなかコントロールできません。
恐怖感、不安感などはノルアドレナリンの過剰分泌だし、セロトニンやメラトニンの不全からの不眠症などもあります。
痛みに関しても厄介です。体からの信号がなくても脳が痛みを作りつづけることもあります。
脳のコントロールが万病の改善の鍵かもしれません。
当院では気のエネルギーを中脳や間脳、大脳基底核へ注入することにより、自律神経失調症やパニック障害の改善を目指しています。
ただし、肥満やダイエットの整体は行っておりませんのであしからず(笑)