日曜日の健康番組では腰痛を取り上げていました。

腰痛には動作で痛む腰痛と、動作では痛まない(どんな姿勢でも痛む)腰痛がある。

動作で痛む腰痛は整形外科的な原因であることが多い。

動作で痛まない(どんな姿勢でも痛む)腰痛は内科的な原因であることもあるということでした。

これはとても大事なことだと思います。

ヘルニアの急性期を除けば整形外科的原因の腰痛の場合は、ある特定の動作では痛みますが、安静にしていれば痛むことはないと考えていいと思います。

整形外科的な原因の場合は、強い痛みの苦痛はあっても命を取られることはありません。

どんな姿勢で安静にしていても腰背部が痛む場合は内科的原因であることが多く、肝臓、腎臓、膵臓、大動脈瘤など場合によっては命に係わることもあります。

内科的原因の腰痛の場合はすぐに病院に行くことが大事です。

 

一昨年の3月のある朝4時ごろに突然女房殿の腰に激痛が発症しました。

起き上がるときに痛みが発症するなら整形外科的な原因の場合も多いですが、寝ている時に痛みが発症するというのは整形外科的な原因とは考えにくいです。

じっと安静にしていても強い痛みがあるし、これは内科的な原因、場所からしておそらく尿路結石だろうと思い救急病院に連れて行きました。

でも最近の救急病院というのは頼りになりません。

当直医は研修医の場合が多く、CTを撮ることもできない。

朝の八時に医者が来るのでもう一度来てくれと言われロキソニンをもらっただけでした。

ロキソニンは全く効かず、女房殿は3時間痛みに耐えました。

8時にもう一度その病院に行きCTを撮ってもらい診断を受けると、尿管破裂の可能性が高く、ここでは処置ができないので吹田市の大きな病院に行ってくれと言われました。

吹田市の大きな病院でまたレントゲンとCTとMRIを撮り、出た診断は尿管破裂。尿が腹腔内に漏れ出している状態でした。

即入院でその日のうちにカテーテルによる緊急手術で尿管にステントを挿入されました。

 

我が女房どのの場合は痛みが激痛だったのですぐに病院に行き事なきを得ましたが、痛みが耐えられる程度ならば我慢して様子を見る方も多いかもしれません。

我慢した結果取り返しのつかないことになることもあります。

内科的原因による腰痛の場合はすぐに病院に行くことが大事です。

見分け方は、動作で痛み安静時は痛くないのは整形外科的原因、どんな姿勢で安静にしていても痛みが続くのは内科的原因の可能性があるということです。

このことを知らない方も多いと思いますので、テレビで放送してくれることはありがたいと思います。

 

この番組では、整形外科的原因の腰痛の種類として、

座って痛む腰痛は椎間板ヘルニアを疑え!

立っていて痛む、後ろへ腰を反らせて痛む腰痛は脊柱管狭窄症を疑え!

起き上がるときに痛む腰痛は骨粗鬆症を疑え!

と言っていましたが、これはどうかなあ?

座っていて痛む腰痛で椎間板ヘルニアでないものもあるし、腰を反らせて痛む腰痛で椎間板ヘルニアが見つかる場合もあるし、

また、腰痛や坐骨神経痛の原因が椎間板ヘルニアや脊柱管の狭窄ではないケースは圧倒的に多いですから。

整形外科的腰痛の原因に骨の歪みやズレというものや筋肉を重視しないことが、腰痛が病院で治らない原因かもしれません。

 

とは言っても体の状態を知ることも大事なことです。

検査は病院でしかできません。

痛みが続くようであれば、まずは病院で検査を受けることが重要だと思います。

検査はしてくれても病院では整形外科的原因の腰痛は治らないことが多いので、その時は整体やカイロプラクティックに行かれるのがベストな選択だと思います。

 

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